職務経歴書ですが、アルバイト経験のみの職歴の書き方は?

職務経歴書の自己PRを書くときに、「アルバイト経験のみの職歴の場合はどんなふうに書けばいいんだろう」と悩むこともありますよね。

正社員の経験がある場合と、アルバイト経験のみの場合と、書き方には違いがあるのか、注意点などはあるのかが分からず、悩むわけです。

あなた同様、私もアルバイト経験だけで転職活動した経験があり、その時は職務経歴書の自己PRで大いに迷ったものです。

その経験から、思うところをお話ししますね。

私が一番言いたいのは、「アルバイト経験のみだからと言って、特別な意識を持つ必要はありません。仕事に生かせる自分の強みをストレートに表現すればOKです」ということなんです。

自分にはアルバイトの経験しかないという意識があると、それを引け目に感じ、自己PRで言い訳じみたことを書いてしまいたくなりがちですよね。けれどそれはNGです。

雇用形態はアルバイトであっても、仕事のキャリアを積んできたことに違いはありませんよね。

ある程度のキャリアを積めば、セクションのチーフやリーダーなど、責任ある立場を任されることもあるでしょう。

そうでなくても、その仕事に必要なスキルを身に着けたり、ヒューマンスキルを磨いたりということは、これまでのバイトで、必ず経験してきているわけですよね。

ですから、まずは「アルバイトしか経験してない」という意識を捨てましょう。そ

の上で、「仕事の経験を通じて、自分が身に着けた強みは何か」を考え、それをアピールするのです。

たとえば、接客関係の仕事を経験したなら、コミュニケーション能力という、組織で仕事をする上で必須のヒューマンスキルを身に着けたということができるでしょう。

先ほど触れたように、チーフやリーダーの経験があるなら、これも組織人に求められるマネジメントスキルを磨くことができたということになりますよね。

そうした強みは、アルバイトであろうと正社員であろうと、まったく変わりません。

何よりも大切なのは、その応募する会社で、あなたの強みをどう生かせるかをアピールすることなんですよ。

職務経歴書では、経験した仕事の内容を具体的に記述しているわけですから、「こうしたキャリアを通じて身に着けたこういう強みを、ぜひ貴社で生かしたい」という書き方をすれば、説得力のある自己PRになるはずですよ。

また、「仕事の経験を通じて、私は3つのことを学びました」というように、複数のアピールポイントを提示するのも効果的。

特に複数の仕事を経験している場合には、それぞれの仕事で学んだこと、自分の強みなってることを列挙するといいでしょう。

応募する会社の仕事に関連した仕事の経験があるなら、そこに重点を置いてアピールすることをおすすめします。

繰り返しますが、仕事のキャリアがあることは、アルバイトでも変わりはありません。「仕事に関する自分の強み」をアピールできれば、それは立派な自己PRになるはずですよ。

自信をもって、堂々とアピールしてくださいね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。